脱炭素経営の実践を学ぶ 原田屋様で現地視察型セミナーを開催
2026年9月2日、山口県と山口県中小企業団体中央会が主催する脱炭素経営セミナーが開催され、YMFGグロースパートナーズ(YMGP)は運営を担当しました。今回は、初めての視察型セミナーとして実施し、県内企業などから約20名が参加しました。株式会社原田屋様による講演や設備見学、実食を通じて、参加者の皆さまに、脱炭素を経営改善につなげる取組を具体的に学んでいただく機会を提供しました。
1.なぜいま脱炭素経営を?
エネルギー価格の上昇や取引先からの環境対応要請などを背景に、省エネルギーや脱炭素への対応は、中小企業にとっても身近な経営課題となっています。
一方で、「何から始めればよいのかわからない」「脱炭素の取組をどのように経営改善につなげればよいのか」といった課題を抱える企業も少なくありません。
YMGPでは、脱炭素を単なるCO₂排出量削減の取組ではなく、省エネルギーによるコスト削減や商品・サービスの付加価値向上など、経営改善につなげるための手段の一つと捉えています。
今回のセミナーでは、脱炭素に関する取組を実践されている株式会社原田屋様にご協力いただき、講演と設備見学を通じて、脱炭素経営をより具体的にイメージしていただく機会を設けました。
2.原田屋様に学ぶ、脱炭素を経営改善につなげる取組
当日は、株式会社原田屋の原田社長から、コロナ禍という逆境を経営改善の契機として捉え、新たな取組につなげてこられた経験についてお話しいただきました。
また、屋外会場をビアガーデンとして活用することで空調の使用を抑える工夫や、厨房・披露宴会場の冷凍・冷蔵設備の更新など、現在実践されている具体的な取組についてもご紹介いただきました。
設備見学では、講演で紹介された屋外会場や高効率厨房設備などを実際に見学しました。参加者からは、「取組を社内へ浸透させるために、社員への周知をどのように行っているのか」「脱炭素への取組と利益の確保を両立するために、どのようなことを意識しているのか」といった質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。講演や設備見学を通じて、参加企業が自社の事業や経営課題に置き換えながら、脱炭素への取組を考える機会となりました。
3.YMGPが支援する脱炭素経営
YMGPは、「やまぐち中小企業脱炭素化推進支援事業」を通じて、株式会社原田屋様のCO₂排出量の可視化や削減計画の策定などを支援しております。脱炭素経営を進めるためには、まず自社のエネルギー使用量やCO₂排出量を把握したうえで、経営課題や事業方針に応じた取組を検討することが重要です。
YMGPでは、脱炭素そのものを目的とするのではなく、脱炭素を経営改善の手段の一つとして捉え、地域企業の持続的な成長につながる取組に伴走しています。
今後も、CO₂排出量の可視化や削減計画の策定にとどまらず、お客さまとの対話を重ねながら、各社の経営課題に応じた取組をともに考え、実行を支援してまいります。