株式会社エス トラスト様
「誇れるまちの、力となる。」の実現へ
社員の成長と会社の発展に向け複合ソリューションで伴走
「オーヴィジョン」のブランド名で展開する分譲マンションを企画販売する株式会社エス トラスト様の社員の皆様の成長と会社の更なる発展に向けて、YMGPは複合的なソリューションでご支援しています。
本記事では、エス トラストの藤田尚久社長とYMGPの業務役 山本、課長 中美がご支援に纏わるエピソードや今後の展望を語りました。
左からYMGP中美 ㈱エス トラスト藤田社長、YMGP山本
― エス トラスト様の事業とその中で認識されていた経営課題を教えてください。
株式会社エス トラスト 藤田 尚久社長(以下、藤田社長) 当社は九州・山口を主要なマーケットとして、オーヴィジョンシリーズなどのマンション事業をはじめとする不動産事業を行っております。2012年に株式を公開(※)しましたが、会社の規模を大きくする過程で、人材の流動化による組織力の低下を深刻な課題として抱えていました。当社の事業は用地取得から企画、販売、管理まで多岐にわたる部門の連携が不可欠ですが、部門間のスムーズな関わりにも課題がありました。
自社でゼロから体制を作り上げることもできましたが、取引銀行である山口銀行からワイエムコンサルティングとYMキャリア(現YMGP)を紹介いただき、採用から定着、育成、そして人材の活躍を後押しする仕組みづくりまでの組織体制の強化、人事制度構築、新たな体制を支える人材紹介の三つの点で複合的に支援いただくこととなりました。山口銀行とは長年の取引があり、本日対談しているYMGPの山本さんは本店営業部に勤務されていた頃から親しみを持って当社を見守ってくださっています。山本さん、中美さんをはじめ、今回の支援に携わっていただいた皆様には当社の企業文化を深く理解いただいて、創業者が大切にしてきた思いや企業風土になじむ支援をしていただいたと思います。
※ 旧東証マザーズに上場後、2014年に旧東証1部に市場変更(現在は東証スタンダード)。2017年には福証本則市場にも上場。
― 採用支援や人事制度構築に関する支援内容はどういうものですか。
株式会社YMFGグロースパートナーズ 課長 中美(以下、中美) 採用計画の検討や、選考活動、採用説明会の企画・運営、内定後研修など多岐にわたる採用活動のご支援をしています。採用後のミスマッチを防ぐことがベースにありますが、5年後、10年後に御社で活躍できているかどうかという点を重視して行ってきました。会社の求める人材像を踏まえた選考を行い、最終面接には笹原友也会長と藤田社長に参加していただき、しっかり見極めてもらっています。
人事制度構築支援では部門間連携の課題解決のためにジョブローテーション制度を提案し、30歳くらいまでは様々な職種を経験して、不動産に関わる幅広い知識を身につけられるような仕組みを整えました。また、目標管理シートも導入し、私も御社の社員全員と面接を行うことで、目的を持って業務に取り組めるようにご支援しています。このような制度構築から定着化を図るための取り組みを今日まで5年間継続的に支援させていただいています。社員一人ひとりが目標を立てて仕事に取り組み、その成果が評価に反映されるという好循環が定着してきていると思います。
藤田社長 会社が何を望んでいて、社員自身は何が足りていて何が足りていないと認識しているか。それを目標管理シートに置き換えて、実践する。これによって組織全体が同じ方向に向かって進み出せたと実感しています。会社としては資格取得も奨励しています。資格は会社のためだけでなく、社会人としてのスキルアップや自信にもなりますので、手当も付けています。
人事制度にジョブローテーション制度を導入できたことは大きな改革です。中美さんが来られる前は、営業は営業、建築は建築に専念するというところが強かったですが、営業社員が建築の業務を知ることによって、お客さんからいただいたニーズをより具現化できるようになりました。この制度を通じて不動産に関わるプロフェッショナルを育成していくことを目指しています。当社は「誇れるまちの、力となる。」というメッセージを発信しておりますが、信頼を裏切らないプロフェッショナルを5年、10年と時間をかけて育成することが、社会への還元にもなると考えています。
― エス トラスト様ではYMGPのサービスを活用し、YMFG出身者を採用されました。採用された人材は様々な業務に携わっています。
株式会社YMFGグロースパートナーズ 業務役 山本(以下、山本) エス トラストさんが勢いのある会社だということは私が本店営業部に在籍していた頃から感じており、藤田社長も社長就任前から本当に精力的に動かれていました。組織をより強くしていくために人材を紹介していただきたいというニーズをうかがいました。必要なスキルなど人材要件を対話していき、マネジメント業務の経験が豊富な黒川直樹さん(YMFG出身)を紹介しました。さらに、その他のニーズにお応えするために、経理、保険などに詳しい人材も紹介し、合計4名を採用いただきました。銀行出身者ということで社内外からも信用していただけると思います。御社のさらなる成長の一躍を担えるように、組織人として育った人材の紹介をご支援させていただいています。
エス トラストさんに限ったことではないですが、人材紹介を進める際は、「自分がこの会社に行きたいかどうか」を軸に考えています。その人の人生や会社の未来が懸かっていますので、自分自身に置き換え、イメージして紹介する。すべて自分事としてとらえることで、緊張感を持ちつつ、誠実な対応ができていると思います。
― 制度設計や人材紹介においてYMGPをお選びになったメリットをお聞かせください。
藤田社長ガバナンスの強化にあたっては、監査等委員として入社いただいた黒川さんの知見は非常に有用なものです。金融機関で培ったものを当社に還元してもらっています。中美さんには「制度」というハードウェア設計の部分で力を注いでいただき、山本さんには「人材の補強」という心強い支援をセットで行っていただきました。ピラミッドがまだ確立できていない状態の中で、会社を動かしながら組織を確立させていくために、複合的に支援いただいたことを嬉しく思っています。
山本当社は金融機関のグループであるからこそ、取引先様と本音でコミュニケーションをとりながら、関わっていくことができました。本音を話せるお付き合いというのは根本的なところで大事だと思いますし、このような取り組みができている一番の要素だと思います。
― 今後の目標をお聞かせください。
藤田社長ようやく人事制度が定着してきてスタートラインに立ちました。これからはメッセージにあるような「誇れるまちの、力となる。」社員になってもらうために、実効性を高める運用とさらなる定着のフェーズに移っていきます。経営者である私が先導していき、いずれは育った人材が幹部になり、役員になり、社会にも貢献できるように、しっかりとした基盤づくりに努めていきたいと考えています。
中美以前に藤田社長から、たとえ社員がエス トラストを卒業したとしても、「エス トラストの人材はすごい」と業界内で高く評価されるような人材にしていきたいというお話がありました。讃えられるプロフェッショナルは目指すべき人物像でもあります。営業、建築、開発だけということではなく、一連の流れとして不動産業のプロフェッショナルを育て、最終的に「誇れるまちの、力となる。」というメッセージに資する人材育成に寄与していきたいです。
藤田社長企業としては、エス トラストがここにあってよかったと思っていただける会社になりたい。そのためには規模と実力も付けないといけないと思います。当社のマーケットである九州・山口は、成長余力があると考えていますので、不動産業以外も含めて挑戦していける会社でありたいと思いますし、社員自身が成長を実感でき、誇りを持って働ける会社を目指し続ければ、自ずとサービス品質の向上や地域社会の貢献にもつながるでしょう。社員と会社がともに成長する好循環に向けて、一丸となって取り組んでいきたいと考えています。
YMFG出身(2023年 エス トラスト入社) 黒川直樹監査等委員より会社の価値向上へ適切に関与
常勤の監査等委員として、これまでの経験を活かしながら、外から見る目を重視しています。ただ、エス トラストは若く勢いがある会社であり、業務もスピーディーに動いています。会社の価値向上にどう資するかを考えると、画一的なやり方が全てに当てはまるわけでもありませんので、リスクを見ながら適切に関わるように意識をしています。監査等委員就任前に経営企画室長としてマンション業界を知る機会もいただけたことは、大きな経験です。業務の執行ラインとは違う立ち位置にいますが、自己研鑽を図りながら仕事に取り組んでいます
対談風景
エス トラスト様本社応接室にて
株式会社エス トラスト様